「アレルギー性鼻炎の薬物療法の限界と手術療法」第10回総合アレルギー講習会

2024.03.20

3月17日は横浜で第10回総合アレルギー講習会が開催されました。私は「アレルギー性の薬物療法の限界と手術療法」について講演をする機会をいただきました。鼻とにおいのクリニック池袋の院長として初めての講演でした。アレルギー疾患は年齢や体のいろいろな部分に関係しているため、内科や小児科、皮膚科、耳鼻咽喉科、眼科の先生たちが一緒に治療をする必要があります。総合アレルギー講習会では、自分の専門以外のアレルギーについても学ぶことができますし、実際に治療に使う技術や知識を体験することができます。アレルギー専門医を目指す医師やアレルギー治療に関わる医療従事者全員が学ぶことのできるよう充実したカリキュラムが作成されている講習会でした。

アレルギー性鼻炎は、日本国民のおよそ半分が罹患している病気で耳鼻咽喉科だけでなく、内科の先生も診察をする疾患です。薬物療法を行い、どのタイミングで耳鼻咽喉科に紹介すべきか、どのような症例が薬物療法の治療効果が乏しいか、さらには内科の先生方には馴染みの薄い鼻中隔矯正術、下鼻甲介手術、後鼻神経切断術などのアレルギー性鼻炎の手術療法についてご説明しました。できるだけ、わかりやすよう手術の写真や動画を使用しました。質疑応答では、座長の先生方に盛り上げていただきました。

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